工場の時間単価とは?製造業の原価計算の基本
中小製造業の経営者の方とお話をしていると、次のような相談を受けることがあります。
「忙しいのに利益が出ない」
「見積が合っているのか分からない」
このような場合、多くの会社で共通しているのが工場の時間単価が整理されていないことです。
時間単価は、製造業の原価を考えるうえで重要な数字の一つです。
工場の時間単価とは
工場の時間単価とは、工場が1時間稼働するために必要なコストのことです。
具体的には、次のような費用を含めて考えます。
- 作業者の人件費
- 設備費
- 工場の間接費
- 工場維持費
これらを整理して1時間あたりのコストを計算することで、製品の原価が見えやすくなります。
時間単価が分からないと起きること
時間単価が整理されていない場合、次のような問題が起きることがあります。
- 見積の根拠が作れない
- 値上げの判断ができない
- 利益が出ている仕事が分からない
結果として、仕事は忙しいのに利益が残らないという状態になることがあります。
時間単価を整理すると見えること
工場の時間単価を整理すると、次のような点が見えるようになります。
- 製品ごとの採算
- 利益が出ている仕事
- 値上げが必要な仕事
こうした数字が分かると、見積や受注判断がしやすくなります。
時間チャージチェックについて
当事務所では、中小製造業向けに工場の時間単価(時間チャージ)を整理するチェックを行っています。
人件費・設備費・間接費などを整理し、工場の時間単価を確認することで、見積や利益構造を確認することができます。
もし次のような状況がある場合は、一度整理してみることをおすすめします。
- 忙しいのに利益が出ない
- 見積が合っているのか分からない
- 値上げしてよいのか判断できない
数字を整理すると、見積や利益の見え方が変わることがあります。まずは現状確認からでも、お気軽にご相談ください。
